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cafe chotto お能ツアー「松平春嶽公記念能 昭君」

 

10日(土)にお休みをいただいて、お能鑑賞ツアーに出かけてきました!

 

 

 

 

出かけたといいつつ・・最初はお隣のLa Postさんでランチしてました!

 

お集まりいただいた参加者の皆さまたち。

 

男性参加者が一人もいらっしゃらなくて、

自然女子会に。

 

車を乗り合わせてハピリンに到着♪

 

駐車場はどこも満車だわ、自由席で開場前から行列がすごいわで

バタバタして写真をすっかり撮り忘れてしまったので

断片的画像でご想像ください^^;

 

ハピリン3階の能舞台ホールに入ると

新築の建物特有の木の香りがプ〜ンと!

 

ストーリーやお能のみどころ解説の充実したパンフレットをいただけました^^

そしてchottoも極秘資料なるものを用意・・。参加者の皆さまにお配りしました。

 

内容一部は・・このようなお能の台本や

 

本公演のきっかけとなった

松平春嶽公が書かれた王昭君についての掛軸の内容を。

 

 

今、福井市立郷土歴史博物館さんの館蔵品ギャラリー「松平春嶽が愛した詩題」で直筆の掛軸が展示されていますので

そちらで配布されていた資料を掲載させていただきました!

展示は1月22日までだそうなので、皆さまぜひご覧ください♪

 

 

お能鑑賞のときは

台本をお持ちになると2倍3倍と楽しめますのでオススメです!

ただ見て聞いているだけだと、何を言っているのかがまずわかりません・・(;・∀・)

視力が悪いのに眼鏡をしないで映画をみるようなもんです。

 

本当は、ただ聞いてればわかるんやワシは〜!という顔をしたいところですが

やっぱり古文はなかなか日常親しまないもので仕様がありません。

 

台本はこういう文学全集のシリーズに必ず謡曲集というのがありますので

目次で演目を確認してみてください。

こういう本はブックオフで安く売っていますし

どこの図書館にも必ずあります。

 

 

 

お能は和歌や故事の引用もあるので

解説中で引用されたもとの和歌なども同時に味わうことができて

舞台を深く理解できます。

 

この日はさらに、上演前に羽衣国際大学名誉教授の泉紀子先生の解説があり

春嶽公が王昭君の詩を作られた年の出来事や

加藤清正公が熊本城内に作った昭君の間のお話がありました^^

 

熊本城の「昭君の間」は「将軍の間」の隠語で、豊臣秀頼を迎えるために清正が用意したものという説があります。

 

もともとお能に関心をもったきっかけが、

戦国武将がお能を見ていたときの感情を共有できるのではないかというところにあった店主。

 

は!そうか!

加藤清正はお能昭君を見ていたのかしらと考えることもできるのかー!と

そこで気づいて

加藤清正になった気持ちで昭君を鑑賞しました^^

 

そうするとほんとにたまらないくらい面白くなっちゃったのですが

お話しが長くなっちゃうので割愛いたします。

 

清正公ファンの方にはぜひ、昭君ご覧になることをオススメしたいです!

むせび泣いてしまうことうけあいです!!

 

 

さて、終演後、駐車場へ向かう途中にあった博山屋さん。

以前の記事で紹介させていただいてたのですが

閉店セールをされているという情報いただいてびっくり!!

ついつい寄り道して丹波の壺をゲット・・・。

 

 

 

お店が無くなられてしまうなんてさびしいことです・・・。

 

 

最後はチョットでアフタヌーンティしながら

お能の感想をお話ししました。

みなさんそれぞれ着眼点が違って新鮮!!

 

普段フィギアスケート好きな方は、すり足がたまらんっておっしゃってたり^^

 

参加者最年少20代前半のサトリ世代女子からも

迫力で面白かったと

めずらしく興奮したふうの感想をもらいました。

 

うーん

いつもなにごとにも諦観を示して反応が薄すぎるサトリ世代の子も

感動させてしまう力を持っているんですね!お能は!!

 

 

実はお能って

今の若い人に合ってるのではないかなあと店主は思っています。

 

以前「夜討曽我」という演目をテレビで見たのですが

曽我兄弟の敵討ちのお話しで、次から次へと敵と戦って果てしのない内容です。

最後は討たれたり生け捕られたりでハッピーエンドでもない。

ただひたすら戦って戦い続けるということが

今の時代に生きている自分のことのように思われたのです。

ちょっとおおげさですが。

でも、今ってただ毎日まじめに働いていればつつがなく生きていけるような安穏な時代でないことは確かですよね。

 

お能は「修羅」とか「鬼」を描くものがあり

昭君でも鬼が登場するのですが

お能が盛んだった時代は室町時代から戦国時代

世の中がとても不安定で戦いに明け暮れて

心が干からびてしまった人を修羅というのだと思うのですが

今の時代も修羅な人が多いのではないでしょうか。

そんな姿を「悲しいね」と眺めて涙するとちょっとスッキリするなんてことも、ありますよ^^

ちょっと根暗い楽しみかもしれませんが、それもまた日本文化なんだと思います!

 

 

もしお能に興味を持たれましたら

一度ぜひご覧になってみてくださいね!!

 

 

 

chottoもまたいろいろ見てゆきたいと思います\(^o^)/

 

 

 

 

鯖江の誠市

 

11月第2週の日曜日。

 

朝ぼらけの福井平野を車で走って・・・

 

 

 

 

 

鯖江の誠市に行ってきました\(^o^)/

 

西山公園近く、鯖江市商工会議所のおとなりにある

誠照寺さんで毎月第2日曜日に開催されている骨董市!

 

 

最近鯖江の方に教えていただいたのです。

 

東寺や四天王寺の骨董市は行ったことあったのですが

福井で骨董市が開催されているということを

お恥ずかしながら知らなかった店主^^;

 

大好きな

古道具屋さんや骨董屋さん、骨董市の類いは

出かけた先、旅先などでも出くわすと必ず覗いちゃいます!

いわゆる、ひやかしですね^^;

 

 

 

そんなわけで知ったからには矢も楯もたまらず、早速福井平野を朝駆け!

 

誠市は朝6時〜14時で開かれているそうですが

さすがに6時につくのは無理で、7時頃到着しました^^;

 

 

 

すごく立派な大きなお寺で

 

 

広い境内に、お店がこんなにずらり!

 

可愛い小物もいっぱい・・見ているだけで楽しくなります^^

 

 

ご当地グルメもいただけます。

 

 

朝ごはんに、シシ汁いただきました。

 

朝ごはん食べに行くだけでも楽しいですよね!

 

ただふんわり見て歩くだけでも楽しい骨董市ですが

事前にこんな本を読んで行くのもオススメです。

 

cafe chottoに置いている本&販売中の本ですが・・

 

 

骨董市の楽しみ方が紹介されていたり

 

 

古いものとの付き合い方や

古いものの魅力が紹介されていたりします。

特に「わがまま骨董」の菊池信義さんは

モノの素材感や形へのフェティズムがすごくって勉強になります!

 

 

 

 

こちらは白洲正子さんの「夕顔」から。

白洲正子さんが幼いころからご縁のあった法隆寺の寺院内で

装飾に使われていたという金鈴をネックレスに仕立てられたお話が載っています。

 

本来の使われ方とはまた違う使い方をするのも骨董の楽しみ方のひとつ。

 

そのときそのとき出会ったモノ

雰囲気になんとなく惹きつけられるモノ

これは何に使われていたのだろう?

私はこれを何に使うだろう?

私の部屋に似合うかな?なんて考えながら、

そのモノとにらめっこして対話して・・・

 

こっちのお店にはどんな出会いがあるかなと

あっちのお店に後ろ髪を引かれながら

うろうろ さ迷って

たくさんの出会いに刺激を受けるのが楽しい骨董市!

 

お店の方と値段交渉しながら、おしゃべりするのも楽しみです^^

 

店主はこんなものを買いました。

 

お店に置く用に欲しかった桶

適度に重さと高さがあって、口が細くて花の活けやすそうな花瓶

大好きな根来塗りのもの・・

もっとたくさんほしいものがあったのですが・・・

 

使い過ぎないようにあまりお金を持たずに行きました!!

 

 

早速、桶には庭の効くと青竜もみじを活けました〜。

 

これから活けるために摘んできた菊を

そのまんま玄関に置いたままにしている風が田舎ぽくていいかなと。

 

 

誠市、

「私も知らんかったわ〜!」という皆さま、

ぜひぜひ、お出かけください\(^o^)/

 

 

※降雪期の1月2月はお休みだそうなのでご注意ください。

 

 

ハピリンにお能を見に行きませんか!?

 

皆さんは福井駅前に行かれた時はどんなお店に立ち寄られますか?

 

先日映画でも見ようかと駅前に行ったのですが時間が合わず・・

気になっていた古道具やさんを覗いてみました♪

 

 

越前町の海辺で昔使われていたというガラスの浮き球を買ってみました。

今は浮き球はプラスチックらしいのですが、昔はガラスだったんだそうです。

「割れないんですか?」とうかがったら

「よく割れたそうだね」と。

 

おうちの金魚やメダカの鉢に浮かべる予定^^

 

「これが面白い話があってね」とご主人。

「網走刑務所で作られていたものなんだよ」と。

 

ええ〜^^;

昔の網走刑務所の服役者の人が吹きこんだ息が込められたガラス玉!

 

人ってどんな形でものを世の中に残すか、わからないものですね!

 

 

しみじみ眺めていたら

「あ!そうだ!プラネタリウム行ってみよう!」と思いつきました^^

 

いっしょw

 

プラネタリウム、休日の気分転換にすごくよかったです!

 

さて、こちらハピリン、プラネタリウムのほかに能楽堂もできたのですよね。

いつかお能鑑賞に行きたいなあと思っていたところ、こんなお知らせをいただきました。

 

 

松平春嶽公記念能となっております。

 

昨年、福井市に寄贈された春嶽公直筆の掛軸の題が「昭君」だったということで

福井市立郷土歴史博物館では11月26日〜翌年1月22日の期間中この掛軸が展示され

それにあわせて12月10日に記念能が開催されるとのこと。

 

 

中国漢の時代、匈奴との和平のために皇帝の後宮から妃姫を贈ることになり

貧しい出自のため賄賂のできなかった昭君が選ばれました。

元帝は昭君の美しさに驚き、出立を惜しまれたそうですが

このお話が漢詩やお能になって残っているのです。

 

 

でもあんまり上演される機会はないんですって。

 

菱田春草さんの絵にも。

 

平成25年に福井県立美術館で開催された「岡倉天心」展でご覧になられた方多いと思います。

 

儚げで悲しげな昭君

 

後ろの官女たちのこの恐ろしい表情!

 

うふふ・・うふふ・・・って感じですね!

きゃー(>_<)

何を耳打ちしてるんでしょうね!

 

春嶽公がこの昭君のことを掛軸に書かれたのは

徳川家第14代将軍を決める際

家茂を推す井伊直弼ら南紀派に対し一橋慶喜公を推し

敗れてしまったのですが

その際、書かれたものとうかがいました。

春嶽公の高潔なお人柄がうかがわれます。

 

どちらかというと幕末は慶喜公ファンのchotto店主・・・

なんとなくこのお話がうれしくって

ぜひ鑑賞に行きたいなあと思いました!

 

土曜日なのでお店閉めて・・・・

 

一人で行くのはさみしいな・・・

誰かいっしょに行ってくれないかな・・・

 

というわけで、

 

「お能いっしょに見に行きませんか?ツアー」を企画いたします!!

 

 

 

12月10日(土)

 

11時 La Postさんにてランチ

12時 移動

14時 お能鑑賞

16時30分 移動

17時 cafe chottoにてアフタヌーンティ

18時 解散

 

という予定で考えております\(^o^)/

 

 

ご予算は

.魁璽后Д薀鵐繊椶能鑑賞+お茶 で 5500円

▲魁璽后Г能鑑賞+お茶のみ参加 で 3500円

です\(^o^)/

 

+駐車代がかかります。

永平寺町で待ち合わせして乗り合わせてゆくので

駐車代が割り勘になってお得です!!

 

松平春嶽公は以前もちらっとご紹介しましたが

「りんごの父」ともいわれる方。

諸説はありますが

 

 

というわけで

chottoで鑑賞後のお茶のときは

久しぶりにスコーンを焼いて(※今はメニューからスコーンがなくなっております)

リンゴのジャムをつけて食べていただこうかな・・・と。

 

 

la postさんのランチにもリンゴ混入かも!?

の春嶽公づくしのお能ツアーです^^

 

お能見てみたいなーと気になっていても

ちょっと腰が引けちゃいますが

みんなで行けば怖くない!!

 

ご一緒にいかがでしょうか?!

 

 

定員10名様まで♪

 

11月15日受付締め切りです<(_ _)>

 

 

お申込みは

お電話:050−7520−2645(13〜21時/水木休み)

メール:info@cafechotto.com

 

Facebookにメッセージくださっても構いません。

 

お名前、携帯番号、申し込み人数

コース(.薀鵐舛弔 ▲薀鵐舛覆掘

をお教えください。

 

 

 

 

 

お能だけ見に行きたいですーという方は

エルパ、パリオ、ベル、響きのホールのプレイガイドでチケットご購入いただけますよ♪

 

 

 

お申込みお待ちしております\(^o^)/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

福井市立郷土歴史博物館「福井の仏像」展に寄せて

 

福井で車を走らせていると、こんな風景が続きます。

空・山・田んぼ・川・・・行けども行けどもコンビニひとつありません。

ぼーーっと車窓を眺めながら、

「福井ってつくづく、何にもないところだなあ」なんて思ったりしませんでしょうか。

 

 

 

あまりにも何もなさすぎて

もしかして、あの山の頂上なんかにやんごとない神像が祀られていたりして?!

なんて、妄想を膨らませたりしませんか?

 

 

でも

「ポケモンGO」でもあるまいし、そんなわけないよね・・

なんて、思ったりしてませんか?

 

・・しませんかね^^;

 

 

実は、それがあるんですよ!!っていうのが今回のご紹介^^

 

 

例えば

 

こちらの山並み、なんの変哲もありませんが・・

昔、道元禅師が永平寺に向かうまでに立ち寄られた「波着寺」があった福井市内の地区です。

波着観音という観音像もあったと伝承に残っています。

一向一揆の戦禍にまぎれて行方知れずになりました。

 

 

こちらの山は永平寺町松岡吉野の吉野岳。

泰澄大師が開山したと伝えられて

昔は大きな寺院もあったのですが、やはり一向一揆で焼かれてしまいました。

山頂には泰澄大師作と伝えられる十一面観音像、

彩色の美しい蔵王権現、毘沙門天、聖観音菩薩像が。

南北朝の争乱の時代には、後醍醐天皇の息子の尊良親王が落ち延びてきたという伝承も残っています。

吉野、蔵王権現、後醍醐天皇・・と、奈良の吉野との関係も気になる地区です。

 

 

次も永平寺町の山並み。

こちらは昔、「浄法寺」という七堂伽藍の真言宗のお寺があったそうです。こちらも一向一揆の焼き討ちにあいました。

 

次に、こちらの山間では

 

昔、こんな素敵な如意輪観音像がいらっしゃったそうです。

 

盗難にあって、今はいらっしゃらないのですが・・・

とても美しい観音様です。

 

 

お次はこちら

 

住所は伏せておきますが、このあたりの田んぼの字を「八幡」というそうです。

八幡というと神社や神様の名前です。

 

一見ふつうの田んぼなんですけど・・

 

そしてこちらの坂道を

「八幡坂」というんだそうです。

 

なんの変哲もない坂道ですが、昔話も残っています。

夢のお告げでここから現れる牛の後をついてゆけというので

実際牛が現れて、後をついてゆくと奈良の賀茂にたどりつき、

そこで牛が飲んだ水でお酒を造ってお金持ちになったという「賀茂の長者」のお話しです。

 

おもしろいですね^^

ここに小さなお地蔵様があり

 

 

この地面の下にその昔、

こちらの仏像が埋められていたそうです。

 

包帯でぐるぐる巻きにされて埋まっていたそうです。

 

 

今この仏像は、こちらの浄土真宗の道場に安置されています。

 

道場は福井の奥越にはよくある、お寺の小さい版みたいなものなのですが

以前、こちらの仏壇を見たときに、あれ?かわった阿弥陀様だなあと思って

由来を聞いたら、そういうお話があったのです。

真宗のお寺さんや道場では普通

もっと小さい厨子の中に金色の阿弥陀如来像かおかれているか掛軸がかけられているのですが

こちらの阿弥陀様は規格外の大きさと感じたのです。

 

 

掘り起こされた阿弥陀様のために、厨子も大きさを合わせて作られたそう。

許可をいただいて近くに上がらせていただいて撮影させていただきました。

 

 

美しい彫刻だなあと思います。

お顔もおだやかで。

 

この阿弥陀様が埋められたのがいつのことかはわかりません。

もとはどこにあったのかも。

お話しでは、こちらの道場ができたときから安置されていたから

戦国時代の一向一揆のときに埋められたものを掘り出したのだろうということでしたが

あるいは明治の廃仏棄釈のときに埋められたのかもしれません。

口承のことなので実際のことはわからないのです。

 

この道場の近くの山の頂上にも仏像があり、

その体内には白山から持ち帰られた木像が埋められているのだそう。

 

世の中が、一向一揆だったり廃仏棄釈だったりしても

この地区では阿弥陀様も白山の神様も

大切に守られてきて、今もこんなふうに無事残っています。

 

 

福井ではこんな仏様があちこちにひっそりと残っているのではないでしょうか。

 

 

皆様のお住いの近所にもこんなお話がいっぱいあるのだと思います。

 

 

 

廃仏棄釈のときは、日本全国でたくさんの仏像が破壊されました。

先日テレビ番組でも特集されていましたが、破壊された像や寺院は百万件にものぼるとか。

 

以前ご紹介した平泉寺でも破壊された石仏がたくさんありました。

 

 

地元に今でも残っている仏様たちというのは

その仏様をずっとお守りしてきた地元の人たちの純粋な信仰心の証し。

 

世の中の流れに惑わされずに一途に信仰を守りつづける福井の人の姿って

福井の誇りだと思います。

 

 

現代まで守り継がれてきた福井の仏様たち

特に福井平野部の、平安時代に造られたという歴史の深い仏様たちが一同に会する展示が

福井市立郷土歴史博物館で催されています!

 

ブロガー向けの内覧会に参加してまいりました!

普通、お寺でも博物館展示でも仏様の写真撮影はできないのですが

内覧会だけは許されるのです!!

 

 

 

 

たくさんの仏様が集結!

図録だとサイズ感が分からなくなるので案外こういう画像が貴重になります。

 

 

そしてたくさんのブロガーさんも集結!

富山からいらっしゃったという方ともお話ししました^^

 

 

「福井の仏像」展に出展された仏様のお住まいの分布図を作ってみました!

それとそのほかわかる範囲の仏像分布も。

こんなにあちこちにあるんですね!

ご自宅の近所の仏像さんもいらっしゃってそうでしょうか?

 

 

店主は奥越のほうのお寺さんならなんとか土地勘もあるので訪問することもできますが

福井市や鯖江市や越前市や越前町は難しい!

 

こうした仏様を拝観させていただくには普通、

事前にその仏様の安置所を管理されている方に連絡をとらなければいけないし

その管理者の方もお寺の方とは限らないと思います。

都会みたいに受付で拝観料払ったら誰でも拝観できるような形で整備されているようなことはありません。

御開帳の日が決まっているなら、その日めがけて行かなければならないし

17年に一度、33年に一度しか開帳されない仏様も多いのです。

 

ある朝突然行ってみようと思い立って、突撃しても拝観はかないません。

相当の準備がいるのです。

 

この「福井の仏像」展が大変貴重な展示ということがお分かりいただけるでしょうか?

 

 

では、実際展示のほうから、特に店主のお気に入りをご紹介しましょう!

福井市滝波町の五智如来像。11〜12世紀の作。越知山のお近くです。

こちらも一向一揆の戦禍を受け、焼かれてしまう前に谷へ放り投げて助けられた像だそうです。

谷は「ほらが谷」と地名もついているのだそう。

 

横顔の表情もお楽しみください〜^^

正面からのお顔は神々しいのに、横顔はなんだか親しみやすい気がします。

 

 

鯖江市川島町加多志波神社の聖観音立像。

10世紀の古い像で、古い像はこういう肉厚な風なんだそうです。

chottoは大きい仏像より、こんなくらいのちょっと小さめの仏像が好みです。

 

 

越前市領家町八幡神社の聖観音立像。11世紀。

河和田と今立のあいだあたりの仏様です。

眉や鼻の形がエキゾチックです。

 

こちらはわれらが永平寺町松岡の天龍寺からの聖観音立像。12世紀。

御像さん祭りのときに拝観させていただいておりました。

観音様はこうでなくっちゃという柳腰のほっそり感!

好きです^///^

 

 

越前市余川町の千手観音立像。10世紀作。

ナイフビレッジのあるところですね!

ナイフビレッジを意識してしまうせいか^^;

この千手の手の彫りの鋭さ・・・

いい刃物使ったんやろなって思ってしまう・笑

持ってる武具もするどいですよね〜

千手観音が搬出で一番大変と学芸員さんがおっしゃってましたが

さもありなん・・ですね!!!

 

 

次は

行ってみたいなあと思っていた

福井市二上町観音堂から

多聞天と広目天。

越前五山文殊山のふもとです。

十一面観音像は33年に一度の御開帳の秘仏なので

お写真だけ・・

今度の御開帳は平成35年なんだそうです。。。

 

越前市大滝町の虚空菩薩坐像。

和紙の里公園、大滝神社のあるところですね。

さすがに歴史が深くて

出展中最古の仏像で9世紀のものだそうです。

 

 

自分の好きなアングルから撮れるっていいですね・・・。

こちらの虚空菩薩さんは非常なハンサムで、どこから見てもかっこよいのです。

 

 

 

 

越前町天王八坂神社の十一面女神像。12世紀。

こちらは、前回の記事で紹介させていただいた福通寺さんや大谷寺さんの近く。

さすがに越知山は泰澄さんの修行の地で入寂の地でもあって

ものすごい仏像が多いのですね・・・。。。

白山の神様は十一面観音であり、白山姫でもあります。

白山姫が十一面観音になってしまっているという像です。

 

神像と観音像が一体になっているのは

国内でもこの一体しかないそうです。

 

 

お美しいです。。。

 

 

背中からも見ることのできる展示なので

十一面観音像が背中も見れるときは必ず!

頭部に並ぶ顔の表情に注目してください。

 

十一面観音の十一面は

慈悲相、しん怒相、白牙上出相が三面ずつあり、

さらに暴悪大笑相が一面

そのすべての頂上に如来相があるそうです。

 

暴悪大笑相というのは

ちょっと不気味で、どうしてこんな表情が観音様に?ということが謎を呼ぶのですが

後頭部にあることが多いようで

正面向いての陳列の場合は見ることができません。

 

最後は・・泰澄様^^

 

泰澄像ではこのお像が一番好きかもしれません!

無垢なお顔です。

こちらも前回の記事でご案内した泰澄寺にいらっしゃったお像だそうです^^

 

 

 

 

長くなりましたが、福井の平安仏・・いかがでしたでしょうか!

お近くの仏像さん、いらっしゃったでしょうか?

 

住所を見ながら、あらこんなところにこんな厳かな仏様がいらっしゃるのか〜と思うと

福井の歴史の深さ、豊かさをよく味わえるのではないかと思います!!

 

 

昨今は、パワースポット巡りと称して寺社仏閣を回られる方も多いようですが

パワーをいただいたり癒しをいただいたり・・そういうこともあるのだろうとは思いますが

chottoは、歴史を知って、その歴史があってこそ今の日本に続いていて、今の自分があり、これからの自分がある。

そういう風に知識を文字や体験で吸収していくことが何より

自分の自信になったり、誇りになったり、力になったりするように感じています。

 

皆さんにも「福井の仏像」展でそんな風に感じていただけたらな。

 

 

ぜひぜひ「福井の仏像」展お出かけください\(^o^)/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

泰澄さんツアー

 

以前、平泉寺特集をしたことのあるチョットイコカですが

平泉寺を開かれたのは泰澄さんです。

 

来年は泰澄さんの白山開山1300年!

もっと泰澄さんを知りたいなと思って8月某日泰澄さんツアーをいたしました!!

 

 

永平寺町で個人タクシーをしている「永平寺交通」さんのTOYOTAセンチュリーに乗って♪

 

あまり車に詳しくないので知らなかったんですが

センチュリーって皇族の方や総理大臣が乗ってる車なんですって!

 

 

道理で座り心地がよく、機能もいろいろすごい・笑

ボタンがいっぱい!角度も調整できます。

乗り物酔いしやすい店主もこれならストレスフリー!

 

 

マッサージ機能や後部席用のシートヒーターまでw

 

なんで永平寺町でこんな最高級車で個人タクシーやるんですかってうかがったら

「面白いで」だそうです。

それでスーパーに買い物に行くおばちゃんや医者にいくおばちゃんを乗せてるので面白い・笑

福井の歴史にも異様にお詳しい。

あちこちのお寺の住職さんともお知り合いなので特別に案内もしてくださるそうです。

(というわけでの今回のツアーなのです^^)

 

永平寺交通さん

電話:090-9441-4973

ホームページ:http://eiheijikankou-taxi.com/

 

半日で20000円、一日で30000円で案内してくださるそうです。

プチ贅沢ですが、快適旅行です^^

 

 

最初はこちら

 

麻生津三十八社町の泰澄寺。

 

泰澄さんの生誕地と伝えられます。

 

 

こういう泰澄木像も伝わるそう(平安後期作)

若々しい雰囲気のお像ですね^^

 

 

 

石仏三十三観音巡りもできます。ほっこり。

 

泰澄さんは14歳から越前町の越知山に山籠りするようになりました。

36歳で白山登頂するまでは越知山で修行し、晩年も越知山で過ごされました。墓塔もあります。

ということで、越知山大谷寺へ。

 

 

 

蓮池が美しい時期でした^^

 

 

 

 

 

 

こちらにはもともと重要文化財の泰澄さん像があったのですが

今は東京にあるそうです。

 

しかし、実は店主のお目当てはこちら↓

この三像が見たくての旅だったのですが

この日急な法要ということで参拝できませんでした( ;∀;) がっくり・・・!

普段なら永平寺交通さんに連れていってもらえば見せてくださるそうですよ・・( ;∀;)

 

泰澄さんは十一面観世音菩薩を白山の化身(権現)として信仰されていました。

この三体が奉られているのは

白山三山の御前峰が十一面観音、別山が聖観音、大汝峰が阿弥陀如来の化身だからです。

実際白山山頂にもそれぞれの像が奉られているんですよ^^

福井県内でも十一面観音さんや聖観音さんがあちこちで奉られています。

 

 

特にこちらの大谷寺の観音様は、以前奈良の聖林寺でみた観音様に雰囲気が似ている気がして

見てみたいなあと思ったのがきっかけでした。

聖林寺の十一面観音様はフェノロサに美しさを発見されて有名になったという国宝の仏像なんですが

負けず劣らずの美しさだと思うんですよねえ。(っていうことを実際目で確かめたかったの!)

岡倉天心さんはフェノロサが奈良の仏像を発掘しているとき、どうして福井の仏像にも目がいかなかったのだろう・・

って思ってしまう今日この頃・・・

大谷寺さん、また今度11月3日の万灯会で御開扉があるそうなので再挑戦します・・!

 

 

そして・・・

大谷寺さんのお向かいにある「はすいけ庵」さんのあんかけうどん、美味でした。

 

 

お次は、越前町(旧朝日町)の 朝日観音 福通寺さん!

 

養老元年(717年)泰澄さん開基のお寺で

正観世音菩薩と千手観世音菩薩が有名です。

 

 

養老元年は泰澄さんが白山を開いた年。

越知山を下って白山に向かう途中でこちらを開かれたのかなあ?

 

なんでも福通寺さんの後背の山に住む魔神を鎮められて観音像を作られたのだそう。

その観音様の額の白毫から朝日のように光が射したので「朝日観音」というそうです。

それが「朝日町」の名前のもとにもなったそうです。

 

福通寺さんの近くには朝日古墳群があるのですが

古墳が祟っていたのでしょうか・・・(+o+)

 

 

 

こちらはお堂から白山がとてもキレイに拝めます。

永平寺町から見るよりもはっきり見えるのでびっくり!

 

こちらのお堂には「朝日観音」正観世音菩薩さまが

 

こちらには千手観世音菩薩さまがいらっしゃいます!

 

福通寺さんはみうらじゅんさんといとうせいこうさんの

「新TV見仏記 福井・越前編」に登場されてるそうですよ!

 

御開扉の動画も発見^^

 

ご参拝の際はお電話どうぞ^^

TEL:0778-34-0621

ホームページ:http://www.asahikannon.com/index.html

 

 

ちなみに、永平寺町にも古墳群があるのですが

その近くの薬師神社では泰澄さん作と伝えられる薬師観音さんもいらっしゃって

 

古墳のあるところと泰澄さんはセットのような気もします。

 

 

 

そして、車は奥越へ向かいまして・・・県境を超え、白峰まで(笑

 

 

 

林西寺さん

白山下山佛を見にきました〜(^◇^)

 

 

こちらでは実際に白山に安置されていた仏像がずらり

店主はこちらの銅像十一面観音がお目当てで

実際拝観できて感激!

写真で見るよりずっとお美しかったです!

11世紀の銅像で製法もめずらしいものとのこと。

71cmで大きくないものですが

こんなに華奢なお姿で白山の厳しい風雪にさらされていらっしゃったなんて・・・

林西寺さんにも泰澄木像が。弥陀ヶ原に安置されていたものだそう。

 

そして林西寺さんはこちらのお堂にもすばらしいものが

 

この素晴らしい龍の欄間!

ご住職の許可をいただいて撮影させていただきました♪

1853〜1863年に建てられた本堂は棟梁が永平寺の玄之源蔵、源左衛門親子で、彫刻が孫のしほう作。

 

 

京都の妙心寺や相国寺の雲竜図なみの迫力!

またこちら本堂の阿弥陀如来さんも必見です。

見どころいっぱいの林西寺さん^^

 

胸いっぱいになったところで

 

 

休憩しておなかもいっぱいに。

白峰は不思議な名前の食べ物がいっぱいでした^^

 

 

楽しかった〜!

 

これにて泰澄さんをめぐる旅は終了♪ですが

来年迎える開山1300年に向けて、盛り上がっていきたいな!と思います。

 

なぜなら店主は大学生のとき、大阪市立美術館で開催されていた役行者展に行ったとき

あまりの人気ぶりにびっくりしたのです。

 

もともと平泉寺好きの店主。当時は六千坊の発掘も進んでいるとは聞いていましたが

しかし、泰澄さんは同じだけの人気があるものだろうか?と疑問に思ったものでした。

 

そして当時の大学の図書館でOPAC検索してみても泰澄さんの資料というのはほとんどヒットしないのでした・・・。

 

それはもう20年も前のことで、今ではネットでもたくさん情報が出てくるし

県内では泰澄さん人気も盛り上がってきているのではないかと思います。

 

 

でも泰澄さんはもっともっと、役行者や行基や空海や最澄なみに

全国的に認知されていい人物ではないかと思うのです。

今仏像ファンにも人気の滋賀や奈良にも広がる十一面観音信仰は、

泰澄さんがお伝えになってることが多いのです。

 

 

福井の人はなんだかんだ白山が好きだと思います。

素朴な気持ちで白山はいいなと思っているのではないかと思います。

泰澄さんは白山を誇る福井県民の代表選手たる人物なのですから

県外の方にも広く知っていただきたいですね^^

 

そしてもうすぐ!10月14日からハート

 

福井のあちこちに点在する仏像さんたちが33体一同に会するありがたい博物館展示が!!!!!

 

これでいっこいっこお寺回らなくていいんですよーーーーー!!!!!!!

 

いっこいっこ回ってたら何年かかるかわかりませんよーーーー!!!!!!

 

ゴイスゴイスゴイスーーーーーー!!!!!

 

 

ありがとうございます福井市立郷土歴史博物館さん!!!!!

 

 

週1で伺う予定ですハート

 

 

 

 

 

越前茶房和楽

 

cafe chottoのあるえちぜん鉄道永平寺口駅から

福井行きに乗って二駅目の「松岡駅」のすぐ近くに

新しいスポットが誕生しました^^

 

「越前茶房 和楽」さんです。

 

→HP:「越前茶房 和楽http://kisanokai.wixsite.com/waraku

 


 

 

入庵料(拝観料+お抹茶+和菓子)
1000円
※中学生未満のお子様はご入場いただけません。
営業時間:11時30分〜18時(受付は17:00まで)
定休日:毎週火曜日(夏季・冬季休暇あり)
電話番号:0776−61−0175
住所:福井県吉田郡永平寺町松岡神明1−70

 

中では、こんなふうに

 

 

お庭や床の間や江戸時代推定中後期の屏風絵を眺めながら

 

 

 

 

 

 

お抹茶と和菓子がいただけます^^

 

お菓子は、御幸の「御菓子司 たつの」さんです。

夏は朝顔やひまわりだったり、秋は菊や栗だったり

その季節を象った生菓子が登場しますので

訪れるたび違うお菓子を楽しんでいただけると思います^^

 

 

お膝の悪い方には椅子も用意されております。

 

図書コーナーもあります。

 

 

以前、cafe chotto newsのブログにてお知らせしたのですが

 

chotto店主もこちらの開業のお手伝いを少しさせていただきました。

 

 

chotto は福井の典型的な農家の古民家ですが

こちらは松岡藩城下町の古い町並みの中に残る明治時代築の町屋です。

農家とはまた違う、町屋のみやびな雰囲気を楽しんでいただけると思います。

 

もしご興味ありましたら

永平寺町にお越しの際に、ぜひお立ち寄りください^^

 

 

 

 

 

 

 

河鹿蛙、玲瓏の滝、苔の花、蛍狩り・・初夏の永平寺川の楽しみ!

今日は永平寺川に蛍狩りに行ってきました。

蛍の見ごろは完全に日の暮れた20時以降〜21頃がおすすめです。

cafe chottoから徒歩5分のところにある
永平寺川の蛍スポットは昨年ご紹介いたしましたが→昨年の記事「蛍狩り」
今年はもう少し広範囲に、初夏の永平寺川のお楽しみをご紹介しようと思います^^





永平寺の横っちょにはこんな川が流れています。
そのまんまの名前で永平寺川といいます。



門前の通りから見える、永平寺の背後に聳える大佛寺山の
大佛湖と永平寺ダムを源流にする川です。

門前の川沿いの通りを歩いていると、

もうこの柏樹庵のあたりから河鹿蛙の声が聞こえてきます。
柏樹庵は尼僧さん用の塔司だそうです。一文字写経体験などもできるようです。




永平寺川は、蛍や河鹿蛙が生息する清流なのです。




永平寺門前では永平寺川の水をろ過したものを水道水で飲まれているとのこと。
道元禅師が飲まれたお水そのままの味がするのでしょうね。

お寺に参拝されたときは参拝者に提供されている休憩所のお水の味も
楽しんでみられるとよいのではないかと思います。



永平寺の勅使門を横目にさらに道を上っていくと
一般の方でも鐘を衝くことができる寂光苑と
苔の美しい愛宕山公園があります。










ちょうどよい時期で、苔の花も咲いていました。






滝もあって(玲瓏の滝というそうですが)
マイナスイオンに包まれる癒しのスポットです!



この滝のよこっちょの岩を眺めていると、獅子の横顔みたいに見えてくるのですが
いかがでしょうか^^;


さて、門前を出て
川沿いに京善地区のあたりまで降りてきます。
京善はchottoのような古い民家が並ぶ地区です。



このあたりから初夏では蛍を見ることができます。

特に街灯の少ない田園エリアにたくさん蛍を見ることができます。


こんな風に川草が茂っている暗い場所を蛍は好みます。




志比南小学校の裏側も山陰になっていて蛍スポットです^^





さらに車で5分ほど下ると
cafe chottoの近くまで。


やはりchottoはこちらが一番オススメの蛍スポット。




えちてつの線路がすぐそこです。




永平寺川では流れに流れて、こちらで九頭竜川に合流します。




このあたりが蛍スポットの最終地点。



勝山街道から少し川のほうに入ってすぐなので
蛍いないかなとちらっと見に行ってみてもいいのでは!



このすぐ近くの鳴鹿堰は地元民のお散歩スポットです^^
気分転換によい場所です。

長い長い永平寺川の旅になりました。
お付き合いいただき、ありがとうございました!


永平寺町にお越しの際はぜひどちらかのスポットで
車を降りて休憩なさってみてください\(^o^)/





 
道の駅「禅の里」と荒川興行寺

最近永平寺町では「永平寺温泉禅の里」のお隣に「道の駅 禅の里」ができました\(^o^)/
地元食材やジェラートが売っててうれしーい\(^o^)/



いつも勝山に行くとき、
上志比あたりでトイレに行きたくなるんで困っていたんですが!
これからはここで休憩ができるので安心です\(^o^)/


さて、この近くに荒川興行寺さんという古い真宗のお寺さんがありまして
しだれ桜が有名。ちょうど時期なので行ってまいりました!
以前にもこちらのブログでご紹介しております。→お花見情報



門を入ったところの大銀杏も有名なお寺です。
秋に行くのもいいですね^^

お堂の後ろにお庭があります。






ああもう散っているなあと少し残念に思ったんですが

下を見ると
池も苔の上も敷石の上にも
桜の花びらがびっしり!












こんなふうに、散った花びらが素敵に見える拵え方っていうのもあるんですね!


素敵でした♪



禅の里に行かれましたら、ぜひ興行寺さんにもご参拝されてみてください!



 
紅葉の永平寺へ!

11月、お天気のよい日に永平寺に参拝してまいりました♪



cafe chottoから徒歩1分のえちぜん鉄道永平寺口駅から続く「参ロード」。
以前の永平寺線が、ウォーキングができる歩道になっているのです。








こんな田園風景の中を歩きます。

途中「団助」さんや「りうぜん」さんがありますので
おだんごや胡麻豆腐を食べながら、休憩もできます♪



永平寺の紅葉はこんな感じ。


吉祥閣













勅使門


納経塔









こんなお天気のいい日は少し足を延ばして
ぜひ「志比線刻磨崖仏」も御覧ください^^

「磨崖仏」は永平寺の門前の入り口、
アップルパイで有名な「アトリエ菓修」さんのすぐ近くにあります♪


「アトリエ菓修」さんは「一休」さんの一画にあります。


アップルパイもおいしいですが
手作りアイスクリームもおいしいです^^



「磨崖仏」は、こんな看板が目印。














地蔵菩薩や聖観音菩薩が9体彫られています。
1510〜1517年の頃に彫られたそうです。

当時は一向一揆と朝倉氏の戦いが激しい時代とのこと
亡くなられた方の冥福をお祈りするためのものだったとか

chottoの想像では、もしかして永平寺が戦火に巻き込まれないように
ここで見張りをしながらお祈りして彫ったものかも?

過去にはそんな悲しい歴史もあったことを振り返りながら・・

でもこんな良いお天気の日には
お地蔵様や観音様のあたたかい笑顔にほっこりしてしまいます^^

ぜひお立ち寄りください♪





 
白山神社平泉寺の楽しみ



小道を下ると、
ひらけたところに出ます。



向こうに見える杉木立の奥に
南谷三千六百坊跡があります。

平泉寺はその最盛期には六千坊の僧坊があったとも
8千人の僧がいたとも言われています。
その住居の跡の一部発掘されたものを見学することができるのです。

8千人の僧侶がいる寺の規模というのはどのくらいでしょうか。
永平寺の修行僧は200人
高野山の人口は現在4000人程度(うち僧侶が1000人)と言われています。

にわかに信じがたいことですが、ひとつの大きな都市がこの山間部に存在していたのです。



小道を下ったところの右手に、その賑わいを感じられる場所があります。



小道の脇のお堂。

近くで見るとなかなかに素敵な意匠。
さりげなく南天が植えられているのも素敵です。


そのお堂のさらに奥に
こんなおっきな岩があります!



といっても大きさは写真では分からないと思います^^;
鳥居自体が優に人の背丈を越しています。


巨石って近くでみると圧倒的でそれだけで感動します。
ぜひ間近でご覧になってください。

この岩は、噴火で飛んできたような岩というより
切り出された格好をしていて人工的。


この岩は「謀反岩」という伝承があるみたいです。
飛鳥井宝光院と波多野玉泉坊という二人の兄弟の僧が
石運びの技術を競い合ったもののようです。
のちに宝光院が玉泉坊を滅ぼすに至り、この岩は
「謀反岩」と命名されたのだそうです。

岩運びというと、力自慢のことのように捉えられるかもしれません。
たくさんの人足を使ってのことでしょうから、
権勢自慢という趣もあったかもしれません。

これだけの岩を運ぶのにどれほどの人足が必要だったのでしょう。

またさらに、
平安〜鎌倉時代に庭造りの心得がまとめられた
日本の庭造りのバイブルといわれる「作庭記」では
まず「石をたてん事」と冒頭にあり
庭にどんな岩をどんな位置に置くかということが肝心要でした。

境内に優れた岩を置くということは
非常に重要性が高く、ステイタスなことであったのかもしれません。


さて
南谷三千六百坊跡地へ向かいます!


素敵な木を目印に・・・




ちょっと歩きます。



ソフトクリーム屋さんに「熊出ますか?」とうかがったら
「むしろカモシカがよく聞きます」と仰ってました。

カモシカなら会ってみたいですね^^

でも熊も怖いので、鈴なんかを鳴らしながら行くといいと思います。



この看板が目印です!





ここから長く、石畳が続きます。
ここで発掘された石畳の規模は国内最大級のものと言われます。


司馬遼太郎さん、白洲正子さんがいらっしゃった当時は
まだこの僧坊跡は発掘されておらず
六千坊ということも伝承としてのみ認識されていました。

この石畳をご覧になられていたら
どんな感想をお持ちになったでしょうか。



お二人の本を読んでいてchotto店主が感じるのは

この石組みの技術は穴太衆(あのうしゅう)のものではないかということ。


「穴太の黒鍬」とも言うそうですが
滋賀の坂本あたりの人たちは、石組みを得意としたそうで
戦国時代の末期にお城の土塁が石垣になっていたときなど
穴太の技術者の需要がおおいにあがったと、
司馬遼太郎さんの「街道をゆく 湖西のみち」にあります。


当時の石組技術を坂本の黒鍬者が一手に引き受けていたのなら
それ以前の時代にこれだけの規模で石畳を作ったのも
坂本の人たちではないのかと思うのです。

坂本には比叡山延暦寺があり、平泉寺は平安時代には延暦寺の末寺となりましたから
技術者の行き来はあっただろうと推測されます。


前述のとおり、この鳥居の恰好も坂本にある日吉神社との共通性が言われていますし



勝山市の野向町には、平野さんという古いおうちがあるのですが
野向町史の「高尾の息吹」によると
昔は比良野と名乗り、元は佐々木信照采女正を祖とし、
1571年に近江国比良城から家臣50騎とともに野向町に落ち延びてきたのだそうです。

近江の佐々木氏一族といえば、源平合戦にも登場する大変歴史の古い豪族です。
比良城というと
大津市に比良という地名がありますし
湖東のほうに比良山もあり
そのどちらかに由する豪族でしょう。



1571年は織田信長による比叡山焼き討ちの年。
焼き討ちを逃れて来たのでしょう。
行き来の多かった平泉寺のある勝山を頼って来たのではないでしょうか。

焼き討ちのときに越前への道を守っていたのが羽柴秀吉でしたが
秀吉は母方が日吉神社の係累で
焼き討ちから逃れる人を少し目こぼししていたことが
白洲正子さんの「近江山河抄」などで書かれています。



またさらに、野向町竜谷の野津又地区では
佐々木長勝氏が蓮如上人に帰依し、長勝寺にて一向宗の布教活動をしていました。
長勝氏は佐々木高綱の末裔。
佐々木高綱は源平合戦の中の宇治川の戦いで、梶原影季と先陣争いをしたことでとても有名です。
やはり近江佐々木氏の一族ですので
比良野家は長勝氏を頼ったのかもしれません。

比良野家の裏手には高尾山がありますが
高尾山には佐々木長勝氏が野津又城を築いて、一揆勢として柴田義宣と戦いました。
この戦いを支援したものとも考えられます。


当時の勝山は、今の市街地には街はなく、
加賀からの道が繋がっている荒土町や野津又のあたりが街として栄えていました。
長勝氏や比良野氏はこのあたりの街を近江佐々木氏の新たな拠点としようとしていたのかもしれません。
また、滋賀には門徒が多くいましたので
黒鍬者や近江商人なども多く移住していたのかもしれません。



これは店主の勝手な想像なのですが
店主は近江商人の考え方に大いに惹かれるところがありますので
滋賀と勝山が繋がっていることが大変うれしいのです。





さて、さきほどの看板を右に折れますと
このように石畳と僧坊跡の石垣が続きます。



これをさらにまっすぐ行くと

若宮神社の大杉を見ることができます!


周りの杉の木と比べていただくと分かりやすいのですが
大変大きな木です・・・。




大変な迫力!ちょっと怖いです!!

店主がこの木を初めて見たのは20年ほど前ですが
以降、あちこちで様々な巨木を見ましたが
これほど情感に切迫してくるような雰囲気の木は
なかったと思います。


この木は440年ほど前の一向一揆による焼き討ちを見守った木なのだそうです。
そのための迫力でしょうか。

少し歩きますが、こちらの大杉は皆様も必ずご覧になってください。



谷の下の女神川から霧が立ち込めてきました。

これはやばい!
霧にまかれる!

そそくさと退散しました(-▽-;)




まだ続きます!